かながわ葬儀ネット
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神奈川県葬祭業協同組合は全日本葬祭業協同組合連合会を組織する神奈川県地域の単組です

葬祭ディレクターとは

葬祭ディレクターとは厚生労働省より認定を受けた制度「葬祭ディレクター技能審査制度」に基づき一定以上の技能や知識を有する葬儀業従業者に対し認定・付与する資格のことを指します。
葬祭業に従事する人々の知識・技能の質の維持や向上を図り、併せて社会的地位向上を図ることを目的としています。
この制度は平成8年3月に厚生労働省(当時、労働省)より技能審査として認定を受けました。
試験は厚生労働省に届け出た規程に基づき、葬祭ディレクター技能審査協会(平成7年設立、以下、本協会)が実施しており、葬祭ディレクター(1級、2級)の認定は試験結果に基づき本協会が行っています。
未曾有の超高齢社会を迎えつつある現在、葬儀をめぐる環境や意識は刻一刻と変化しています。
このような変化の中で私達組合加盟葬儀社は葬祭ディレクター技能審査を通じてより一層、消費者である皆様のために心のこもったサービスを行うことができるように日々精進しております。

1級の技能審査試験の対象とする技能の範囲

全ての葬儀における相談、会場設営、式典運営等の葬祭サービスの詳細な知識と技能

2級の技能審査試験の対象とする技能の範囲

個人葬における相談、会場設営、式典運営等の葬祭サービスの一般的な知識と技能

試験の課題とその目的

学科試験

葬儀及び関連する事項についての知識を評価するために行います。
葬儀に係る仕事の内容について、意味も含めて正確に理解できているかを判定します。
かつ、社会的環境・公衆衛生・法律・行政手続・遺族心理・宗教等の関連知識の有無も判定します。

幕張

葬儀式場設営のための基礎能力を評価するために行います。
自宅や寺院等での式場設営の基礎技術であり、伝統的な式場装飾法である幕張装飾技法の習熟度を判定します。
かつ、設営課題実現のための目的意識と処理能力を判定します。

接遇

葬儀の担当者としてのご遺族等への基本的な応接能力を評価するために行います。
家族と死別した直後にあるご遺族や関係者に対して、適切な応接をすることができるか、挨拶、お悔やみ、意向を聴くこと、基本事項の確認を行うことを通して、礼等の基本的マナー、言葉遣い、進行の適切さ、姿勢、発声等を判定します。

司会

葬儀運営のための基礎能力を評価するために行います。
葬儀ならびに告別式の内容を理解し、参列者に配慮して適切な案内・進行ができるかを判定するものです。
かつ、必要な日本語読解力、文章表現力が備わっているか、マナーが優れているかを判定します。

実技筆記

葬祭ディレクターとしての実践面における理解ができているかを評価するために行います。
特に顧客(とりわけ死別直後のご遺族)に対し、適切な言葉づかい、心配り、サービスマインドができているかを見ます。加えて一般常識を弁えているか、顧客からの質問・要請・クレームに対して消費者の目線で適切に対応できるか、消費者(特にご遺族)からの信頼を得て、葬祭サービスを提供できるかを判定します。

試験の様子

【試験会場受付】 【受付の様子】
私達組合員が協力しあい、受付から審査員まで全て行います。 毎年数百人を超える受験生が来場します。これからの葬祭業界を担う大切な人材です。
【筆記試験】 【実技試験(幕張)】
この日のために働きながら日夜勉学に励み、合格を目指して一生懸命試験を受けています。 幕張の実技試験です。丁寧かつ繊細な技術が求められます。このような厳しい試験に合格してこそ、お客様に間違いのないサービスを提供できるのです。